中小企業等金融債務者保護推進議員連盟とは?
2012年2月29日、「中小企業・個人の過剰債務問題の抜本的解消と中小企業・個人の金融取引における権利の確立を推進すること」を目的に設立されました。
顧問は亀井静香・元金融大臣と大畠章宏・元国交大臣、会長は原口一博・元総務大臣、幹事長は小泉俊明衆院議員、事務局長は加藤学衆院議員、名誉顧問は鈴木宗男前衆院議員です。
現在、一人でも多くの議員が、銀行債務者の権利擁護のために、この議連に参加してもらえることを、私たちは願っています。
議員連盟・役員の抱負
住専問題に端を発した日本の金融機関の不良債権問題は、整理回収機構という国策会社を立ち上げて解決を図ることが目指されてきました。しかし、再建よりも回収を優先した非情な取り立てや不正が社会問題化する等、金融機関の問題も顕在化して参りました。
日本経済を支える屋台骨は9割を超える中小企業です。貸し剥がしや貸し渋り、無理な取り立ては、日本経済を停滞させ、社会を不安定にします。金融債務問題の解決は、社会・経済の健全化につながります。活発な議連活動を通し、中小企業・金融債務者の権利の確立に向けて、実質的な取組に力を尽くして参ります。
会長 原口 一博
2000年に初当選して以来、椎名弁護士とともに大型フリ-ローンや過大な保証債務でお困りの方々や強制的な不良債権処理でお困りの中小零細企業の経営者の方々を守る活動をして参りました。
これからも中小零細企業の経営者の皆さんや過大な金融債務に苦しむ皆さんを守る先頭に立って参ります。
幹事長 小泉 俊明
長く低迷する日本経済と東日本大震災によって、多くの中小企業者や個人が銀行からの過剰債務に苦しんでいます。責権者の保護と債務者の責任だけを問う従来の制度から、債務者の保護と債権者の責任追及という観点も考慮したバランスのとれた制度づくりにむけて、皆さんと力を合わせで取り組んでまいります。
事務局長 加藤 学
連帯保証人制度や金融関係企業による一方的で苛酷な取立て等により発生する社会問題に対して対策が必要です。すなはち借り手責任と同時に貸し手責任を含めた適切な対応策が実現するようみなさんと共に力を合わせ努力致します。
顧問 大畠 章宏