金融被害救済のための仲裁機関設置の
 立法化をめざす超党派国会議員との対話集会
 

バブル期の金融機関の暴走による市民の被害は、行政や司法によってはほとんど救済されていません。今緊急に公正中立な第三者機関の設置による救済が求められています。そのための議員立法化を実現するため国会議員との対話集会を去る3月15日港区南青山会館にて開催いたしました。
●ご参加頂いた国会議員●

上田清司衆議院議員
小沢辰男前衆議院議員
海江田万里衆議院議員
川田悦子衆議院議員
河村たかし衆議院議員
佐々木憲昭衆議院議員
 (50音順)


●メッセージ参加頂いた国会議員とメッセージ

 池田幹幸参議院議員   対話集会に参加の皆さん、お忙しい中での、皆様の熱心な取り組みに、敬意を表し、連帯のメッセージを送ります。
 バブル崩壊後、金融危機を回避するとの名目で、政府が大手金融機関に行ってきた優遇措置には目に余るものがあります。金融機関は70兆円にも及ぶ公的資金を準備してもらうなど大盤振る舞いを受ける一方で、中小企業への貸し渋りは収まらず、バブルを起こした金融機関の投機に対する責任も曖昧にしています。到底、国民には納得できるものではありません。
 このような政府の下、金融機関の暴走による市民の被害への救済措置が行われてこなかったことは、国民に冷たい自公保政権の態度を象徴しているのではないでしょうか。立法府の力で金融被害者の救済を促進し、さらに金融機関の横暴を規制することは国民全体の願いです。ともに奮闘しましょう。


 井上美代参議院議員

 金融被害の救済、そしてあらたな被害者を生み出さない運動にとりくまれているみなさんに敬意を表します。消費者を金融機関の横暴から守る監視システムやルールづくりこそ求められているのに、行政サイドは庶民の零細な資金をいかに金融市場によびこむばかりに執着しています。今国会にかかるいわゆる「日本版401K法案」もその一つです。国民本位の金融行政に改革するためにも、みなさんの立法措置を含めたたたかいが重要になっています。私もみなさんとともにがんばります。


 江田五月参議院議員

 バブルの総決算は、今の自公保内閣では絶対にできません。業界団体との利権構造に真っ黒に染まっているからです。
 最大の問題解決策は、構造改革をなし遂げることができる政権の樹立です。1日も早い解決に向けて、力を合わせて頑張っていきましょう。


 枝野幸男衆議院議員

 金融被害救済のためのこのたびの対話集会の開催にあたり、お祝い申し上げます。
 御参集の皆様方と共に、この問題の解決を考えてゆくことをお誓いいたしますとともにこの集会が実りあるものとなりますように祈念申し上げます。


 緒方靖夫参議院議員

 超党派国会議員との対話集会に参加されたみなさん。意義ある対話集会の開催を歓迎し、私も金融被害者から実情を伺いながら、みなさまのお力添えを土台にしてがんばっていきたいと思います。
 バブル期に、銀行が生命保険や不動産会社と結託して、過剰融資をおこない、当時の大蔵省がこれを黙認していたことを許すことはできません。また、現在の行政側の対応は、金融被害者の訴えを聞き置くという態度に終始しており、個々人の受けた被害の全容について把握しているかについては、意図的に隠しているか、あるいは全然関知していないかというお寒い状態にあります。
 議員立法による第三者仲裁機関設置の提唱は、わたくしもおおいに注目しているところです。
 この対話集会で提起される諸問題を、私自身も大いに学び、国会で役立てていきたいと思います。ともにがんばりましょう。


 笠井亮参議院議員

 大変意義ある対話集会の開催おめでとうございます。
バブル期の過剰融資に端を発する金融被害の実態を明かにし、金融機関と大蔵省の責任を取らせなければなりません。金融被害の解決のため、みなさんとともに頑張りましょう。


 末松義則衆議院議員

 「銀行の貸し手責任を問う会の皆様、日ごろの活動に敬意を表しますとともに、今後とも貴団体の活動への支援をお約束いたします。」


 須藤美也子参議院議員

 庶民泣かせの大銀行の横暴に対して、ねばり強くたたかってきた「銀行の貸し手責任を問う会」の皆様の活動に、心から敬意を表します。私も国会の場で「ゼネコンと大銀行に、国民の税金を湯水のように注ぎ込む政治の責任を追求し、超低金利やリストラで顧客や銀行労働者にしわ寄せする大銀行の姿勢を改めさせ、本来の社会的責任を果たさせる」ため、みなさんと手をたずさえて頑張る決意です。


 手塚よしお衆議院議員

 本日の大会を祝し、心よりお喜び申し上げます。
せっかくのご案内をいただいたにもかかわらず、公務のため出席することができませんでしたこと、誠に残念に存じます。この度は「銀行の貸し手責任を問う会」に携わっておられる関係各位の並々ならぬご尽力に敬意を表し、本会のご成功を祈念するとともに、何よりも金融被害者の救済と金融消費者保護法が一刻も早く実現するよう、私も尽力して参りたく存じます。

 中村敦夫参議院議員

 私は、国会議員になる前に「RATS・霞ヶ関のドブネズミ・大蔵省」という脚本を書き、素人劇団で公演して回りました。黒ねずみ姿の大蔵官僚を登場させ、利権政治家、大蔵省、銀行、証券会社と暴力団との結びつきと言う、バブル経済の真相を演劇というスタイルであからさまにしたものです。
 彼らは、次から次へと、普通の人々の老後や生活のための蓄えや財産を奪い、バブルの狂乱に踊り狂いました。そして、そのツケもまた、低金利、増税、リストラ、財政赤字、ムダな公共事業など、ありとあらゆる手だてで私たちに押しつけてきています。
 挙げ句の果てに、金融被害者を見捨てようというのでは、たまったものではありません。一日も早い救済が必要です。これからも皆さんと共に闘います。


 西山とき子参議院議員

 金融被害者の救済と金融消費者保護法の実現をめざす超党派国会議員との対話集会のご成功を期待いたします。
 変額保険をはじめ、銀行の個人向け融資などのバブル時期の銀行や生保による金融被害を救済することは当然のことと思います。金融知識の乏しい国民をプロの営業マンがだますことは絶対に許すことができません。
 銀行、生保などの行き過ぎた営業活動など、被害を発生させた実態を解明し、責任の所在の明確化をすることが、新たな金融被害をつくらない道です。
 金融被害救済のために、今後とも全力をつくすことをお誓い申し上げまして、メッセージとさせて頂きます。


 真鍋参議院議員

 「銀行の貸し手責任を問う会」の皆様には、日頃からご支援、ご協力を頂き感謝申し上げます。また、金融被害の救済や金融消費者保護法の実現に向けて日々ご努力されておられますことに心から敬意を表する次第です さて、金融機関をはじめあらゆる産業が常軌を逸していたのがバブル期だったと思います。その負の遺産を正当なルールに基づいて適正に処理していかなければなりません。今こそ、政治家が立ち上がり不良債権の実態解明と処理のルールを確立する時です。皆さんの貴重なる実体験に基づき、確かな歩みを続けてまいりましょう。私も微力ながらそのお手伝いが出きればと考えておりますので、今後ともご厚誼の程宜しくお願いいたします。


 吉川春子参議院議員

 集会参加のみなさん、ごくろうさまです。他の避けられない日程と重なり出席することができず、残念です。
 バブルをあおりバブルでもうけた金融機関は、それが破綻すると国が救済するその仕組みがつくられました。しかしそれによって被害を受けた国民の多くが救済されないまま、放置され、困難な生活を余儀なくされています。日本経済と国民の生活を混乱に陥れたバブルとその崩壊の責任の一端は金融機関にあります。また悪徳業者に資金を融資し、もうけた金融機関の責任はよりいっそう明確です。したがって、せめて金融被害救済のための仲裁機関設置を実現し、救済への道筋をつけてほしい、という願いは当然のことです。その立法化に向けて力をつくす決意です。
 集会の成功と今後の運動の発展を祈念いたします。


 木島日出夫衆議院議員

 金融被害救済のための仲裁機関設置の立法化をめざす「超党派国会議員との対話集会」にお集まりの皆様に心から連帯のごあいさつを送ります。金融被害救済制度の立法化と国民による国民のための民主的な司法を実現するため、ともに頑張りましょう。


    

●集会の主な内容
1:被害者から見た金融被害裁判の問題点
  (融資型変額保険被害者の会)

2:「金融取引紛争解決機関」設置の必要性
  (消費生活アドバイザー楠本くに代

3:出席議員と参加者との対話
  「立法化に向けてのこれからの取組み」



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