◆講談社の新刊本◆

無法回収
「不良債権ビジネス」の底知れぬ深き闇
著者: 椎名麻紗枝
著者: 今西憲之
発行年月日:2008/09/25
サイズ:四六判
ページ数:318
ISBN978-4-06-214835-1
定価(税込):1,785

内容紹介


第二の「サラ金地獄」が始まった!
600
万円を元手に112億円回収する驚愕の手口!
ただ同然の「ポンカス債権」で連帯保証人まで根こそぎ搾り尽くし、再生名目で会社を乗っ取る。悪逆非道の「ハイエナ」たちが次に狙う滞納年金・税金・奨学金!!
「金融サービサーは、3日やったらやめられない」

100万人を破滅させた大銀行の犯罪』では、銀行が自ら提案融資した顧客たちに対して、自らの責任を棚に上げて、臆面もなく、担保に取った自宅やアパートなどに競売を仕掛け、その結果、人々が心中したり、あるいはホームレス化したりするなど、非常に深刻な状況に追い込まれている実態について告発した。しかし、それからおよそ7年が経過して、不良債権の取り立てが銀行からサービサーに移行し、被害はいっそう拡大し、深刻化してきている。不良債権処理は終わったのではない。不良債権処理の第2ステージに入り、債務者だけではなく、連帯保証人の生活まで破綻させる事態が進行しているのである。――<本文より>