今井進理事長はREPORT２００３の「ごあいさつ」の中で、「本合併は、当金庫が地域に密着した金融機関として、より健全で強固な経営体質を構築し、地元中小企業や県民の皆さまの幅広いニーズに、これまで以上に的確にお応えしていくことを目的としたもの」と経営理念を述べています。
　今井理事長が、そう公言するならば、古屋嗣雄（ツグオ）さんへ加えた前代未聞の無断口座開設・不正融資事件被害を率先して解決せず、合併にだけ血道を上げることは、今井理事長の地域に根ざした経営理念に大きく反するのではないでしょうか。欧米諸国で常識の貸し手責任を放棄することです。また、２１世紀の全産業に課せられたモラル基準である「企業の社会的責任」論からも大きく逸脱することになります。